インターネットを始めて間もない人やあんまり機械は苦手・・・という方は
「なぜレンタルサーバーが必要なの?」「ホームページを作るのに必要ということだけどホント?」
といった疑問があると思います。
せっかく作ったホームページも、そのデータがパソコンの中にある状態では自分しか見ることができません。
また、オリジナルアドレスを使ったメールもそのままでは使用できません。
ホームページの情報をインターネットの世界に公開したり、メールを送受信したりするために欠かせないもの、それが「サーバー」です。
あなたのホームページを見にくる人たちは、実際にはサーバーに置かれたホームページのデータを見に来ています。
同様に、あなたが普段見ている色々なホームページも、どこかのサーバーに置いてあるのです。
サーバーにはまた、メールを送受信するためのポストや私書箱のようなものとしての役目もあります。
あなたが送信したメールは一度サーバーを通ってインターネットの世界に出ます。
それが相手のサーバーに届き、相手がそこから受信するわけです。あなたがメールを受信する場合は、これと逆のルートになります。
サーバーにはレンタルサーバー以外にも、「自社(自宅)サーバー」や「ハウジング」といった種類があります。
「自社(自宅)サーバー」の場合、自由度は高いですがその設定と管理に手間・コストがかかり、専門の知識も必要になります。
具体的には、サーバー本体(ハード)、サーバーソフト、24時間監視できる人員、大量のアクセスに耐えうる回線、
サーバーの冷却設備、サーバー構築・管理の専門知識といった専門性が必要になり膨大なコストが発生します。
さらにビジネス利用であれば、停電対策、機密情報の保護、不正アクセスへの対策なども必要になってきます。
ビジネス用途の「ハウジング」は自社で設定したサーバーをサーバー管理会社のデータセンターに預けるものですが、やはり専門知識が必要です。
レンタルサーバーを利用すれば、これらをまとめてレンタルすることが可能なのです。
レンタルサーバーなら、すぐに使えるように準備された状態でサーバーを使用できるので、事前の特別な設備や専門の知識はいりません。
又、サーバー本体はレンタルサーバー会社に置かれており保守管理も不要。
カスタマーサポートも設置されている場合がほとんどですので、初めての方でも安心・低価格でサーバーを導入することができます。
レンタルサーバーには「共用サーバー」と「専用サーバー」の2種類があります。
共用サーバーは「ホスティング」とも呼ばれ、一台のサーバーを複数の人間で分け合って使うサービスです。
それに対して専用サーバーは、一台のサーバーをまるごと一人で占有できるサービスです。
■趣味で利用したい
インターネットの利用は当たり前の時代。色々なホームページから24時間いつでも役立つ情報を手に入れられる便利さは、すでに実感しているはず。
そこで自分でもホームページを作りたい!という方はまず有料ホームページスペースから始めましょう!!
有料ホームページスペースとはレンタルサーバーの共用サーバーを使ったものでサブドメイン方式のものを言います。
サブドメインとはhttp://○○○/△△△/というアドレスのうち○○○若しくは△△△があらかじめ決められているURLを使用するものです。
個人で使う程度であれば短ければ特に問題ありません。
但し、○○○が決められている場合は検索エンジンのGoogleで「そのドメインは全て同じ1つのホームページ」とされていまうので注意が必要です。
なるべく△△△が決められていて○○○は好きに選べるタイプを選択しましょう!!
■ネットショップを経営したい
ネットショップを経営したいという方は、やはり信頼性の為にも独自ドメインを取得しましょう。
又、ビジネスチャンスを逃さないためにも、お客様からの問い合わせメールには迅速に対応したいものです。
自動返信機能があれば、メールの受信時にあらかじめ用意してある定型文メール(「資料請求のお申し込みを確認しました」など)を
自動的に返信することができるので、たとえ営業時間外でも一時対応が可能です。素早い対応がお客様に安心感を与えます。
又、ホームページ自体は軽く作らないとお客さんは見てくれません。という事は容量よりもオプション機能が重要という事です。
■会社で利用したい
法人で利用される場合、セキュリティが最も重要です。
個人情報管理への信用などが顧客獲得数に大きく影響を及ぼします。
申込や問合せフォームなど、お客様に個人情報の入力を求める場面ではSSL機能を使用してセキュリティを高めましょう。
SSLは情報の送受信の際にその内容を暗号化し、第三者からの傍受を防いでくれます。
又、様々な機能を使用でき、常に高速で安定している専用サーバーを利用すれば、お客様にいつでも気持ちよく利用して頂くことができます。
高速バックボーンであれば、ホームページの人気が上がってアクセス数が増加しても、常に安定してページを表示できます。
アクセス制限機能等を使えば、ホームページにID、パスワードを設定し、それを入力しなければその先の閲覧をできないようにすることができ、
会社内、または同じ部署の人にしか見ることのできないページを作ることができます。
メーリングリスト機能は、あらかじめ作成したアドレス宛にメールを送るだけで、そのアドレスに登録されているメンバー全員にそのメールを一斉配信する機能ですが、
この機能を使えば、新製品のお知らせメールや定期的な情報メール等を一斉に送信できます。
法人で使用する場合は、セキュリティ、安定性及び信頼性から考えて、やはり専用サーバーがオススメです。
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